すでに当ブログではご報告していますが、2020年3月中旬よりマナティー75&90のアルティメットハゼカラーが販売開始となります。
今回は、その完成までの過程を少しずつお伝えできればと思います。
まず、なぜ新たにカラーを制作することになったかというと、
単純にカラーによって釣果が大きく変わるから。
ワインドといえば、専用のZZヘッドを素早くリフト&フォールすることで魚の反射食いを狙う釣りです。
基本アクションは、
『キャスト→フォール→ボトム→リフト→フォール→ボトム』と単純なもの。
ワインドを始めた当初は、これを素早く繰り返すだけなので魚はカラーを認識することなくリアクションバイトをしていると考えていました。
なので、スローな展開を必要とするバスフィッシングとは異なり、そこまでカラーチョイスに神経質になることは無いと勝手に解釈ていました。
しかし、ワインドをやればやるほどカラーによる差は大きくなり、最終的に出した結論は、
『リアクションでも魚は確実にカラーを認識している』ということ。
これだけのカラーを試して、最終的に自分が使用するようになったカラーは3色に厳選されていきました。そして、そのカラーは、やはり浜名湖の定番カラーと言われてるカラーであり、以下のカラーでした。
①MT-6(ハゼ)
自分はアルティメットハゼを作り上げるまでに最も愛用したカラー。
水質がクリアでもマッディーでも状況を問わずに1年中安定して釣れるカラーです。
②MT-27(ボトムチャート)
誰もが知っているボトムワインド専用カラー。
こちらはブリームの反応が、ずば抜けて良いことを何度も経験しました。
MT‐6への反応が悪くなってきたときに使用しています。
③MT-28(赤ハゼ)
こちらもMT-27同様にボトムワインド専用カラー。
ハゼカラーをベースにボトムワインド専用に制作されたカラーであり、背中の赤ラメが最高に目立ちます。自分の場合、マゴチを選択的に狙う場合に使用しますが、ブリーム系も問題なく釣れます。
そしてカラーによって釣果が大きく変わるのであれば、さらに釣れるカラーもあるんじゃない!?というのが思い立ったきっかけです。
ただ、自分のような個人が『オリカラ作ってください!!』とか言ってもメーカーさんは答えてくれないわけで、悩んでいたところに、たまたま紹介していただいた1091カラーで有名な府中屋さんに相談をしたら、オンスタックルさんから許可が下りて今回のプロジェクトが始まりました。
プロト制作、実釣テスト等については、また次回。
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